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海外の事例に見る再生可能エネルギーがもたらす明るい未来

   

再生可能エネルギーは、枯渇の心配がなく自然にも優しいエネルギーとして近年注目されています。

資源が少ない日本では、再生可能エネルギーの技術革新によるさらなる効率化が期待されているところです。

海外の再生可能エネルギー発達事情はどうかというと、すでにかなり効率的な利用法を実現しているところもあり、「自治体の取り組み」をキーワードに、ヨーロッパを中心とした様々な都市で再生可能エネルギーは「地域の活性化」に貢献しています。

再生可能エネルギーの普及拡大のため、自治体の取り組みで効率化に成功している好事例として、今回世界の各自治体のエネルギー動向に注目してみました。

「電力100%再生可能エネルギー」を供給目標のキーワードとする都市

アメリカ合衆国サンフランシスコ市では、すべての家庭用電力と80%の商業ビルの電力を100%再生可能エネルギー電力とするという目標を掲げています。

これを受け公共施設や電力で走る路面バスでは、サンフランシスコ市が一括して発電や送電などを実施。電力は水力発電を中心に、太陽光発電やバイオマス発電などをミックスした手法で供給しているそうです。

デンマークのコペンハーゲン市も、100%再生可能エネルギー電力化を目標としている都市のひとつです。この目標達成のため、コペンハーゲン市は風力発電に集中して開発投資を進めるプロジェクトを実施しています。

これらの都市では自治体による再生可能エネルギー施策も順調に進められており、地域の住民にとっても安心できるエネルギー供給施策として、信頼を得ているのではないでしょうか。

再生可能エネルギーと「地域の活性化」を結びつける町

ドイツのバイエルン州ヴィルトポルツリートは、再生可能エネルギーを「地域の活性化」に位置付けることで成功している町のひとつです。

この町では、太陽光や風力といった再生可能エネルギーを徹底的にエネルギー供給源として活用。太陽光や風力発電をおこなう施設も、圧倒的な数が設置されています。

これはエネルギー供給という一次的な効果だけではなく、その施策に魅力を感じ、多くの企業が進出してくるという二次的な効果も生み出しました。

そのおかげで雇用も創出され、町民の生活が潤うことで税収も増加。このヴィルトポルツリートの例は、町全体が活性化し好循環を生み出している代表的な事例だと言えます。

まとめ

このような再生可能エネルギー活用による世界各地の事例は、日本でも十分に実施が可能なものだと思います。街全体・地域全体で活性化のことを考えるのであれば、住民に影響する環境のことを含めて、再生可能エネルギーを徹底的に活用することは1つの良い施策なのではないでしょうか。

再生可能エネルギーに係る費用の問題・地域の環境に最も合うエネルギー供給源の分析など、地域住民が主体となり考えていくことが大切だということを、世界各地の先行事例が教えてくれているように感じます。

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