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電力はどのように作られているか−3種類の電源はどういう性格があるの?

   

わたしたちの生活と電力は切っても切れない関係です。家の中を見ると、幾つかの種類に分かれていることでしょう。

冷蔵庫のように、一日24時間常に電源を使用しなければいけないものもあります。部屋の電気のように一定の時間使用するものもあります。反対に、ドライヤーなどのように、一時的に使用するものもあります。

このように、家の中でも基本的な使用量の変化があります。

電力の需要を満たすため、3種類の電源が用意されています。どんな種類がありますか。それぞれどんな性格があるでしょうか。

 

「ベースロード電源」は定常的な供給に向いている

ベースロード電源とは、いったん起動させると止めることが難しい電源のことです。

例えば、わたしたちはバーベキューをするときに炭を使うことがありますが、すぐに火をつけたり消したりすることは難しいです。

同じように石炭や原子力発電所などのベースロード電源もすぐに止めることが難しい電源です。
反対にこれらの供給源は安定して、比較的安価に電力を提供することができるというメリットがあります。「ベースロード電源」は名前の通り、電力需要の一番底辺にある重要な役割を果たしていることが分かります。

次に、一日単位での電力の需要の変化に対処するのが、次の「ミドル電源」です。

 

「ミドル電源」は需要の変化に対処しやすい電源

「ミドル電源」とは、「ベースロード電源」でまかないきれなくなった場合に電力を供給する電源のことを指します。この電源にはLNG、LPGなどの天然ガスを使います。

特徴は、発電所を運転、停止がしやすいので、必要なときに稼働させることができます。
ではなぜ「ミドル電源」が必要なのでしょうか。電力の需要は一日の中でも大きく変化します。

例えば夏の時期になると、昼と夜の電力需要が2倍ちかく変わることもあります。「ベースロード電源」と比べると発電に必要な費用は高くなるものの、毎日の電力の需要に見合った電力を供給するために外すことのできない電源です。

これだけでも十分電力が確保されていると感じるかもしれませんが、真夏の午後、あるいは真冬日に電力が突如増えることも考えられます。その時に切り札となるのが3番目の電源、「ピーク電源」です。

 

「ピーク電源」はいざという時のための備え

「ベースロード電源」や「ミドル電源」を合わせても電力の供給が追いつかない時に、最後の切り札になるのが「ピーク電源」です。

「ピーク電源」は主に石油、揚水式水力、調整池式水力発電などによって供給される電源です。

石油のコストが高いことから、石油は普段はあまり使われることはないかもしれません。揚水式水力発電とは、電力が余る夜の時間帯にポンプを使って水をため、電力が必要になった時に流して発電します。

水をためられる量には限度がありますので、いざという時のための備えと言えます。

普段停電を心配することなく使用することができるのは、こうした幾重もの備えによると言えます。

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