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主婦は電力自由化に興味がないらしい なぜならこうして節約してるから

   

「安くなるのなら!」「節約になるのなら!」そのためにはどんな努力をもいとわない、それが日本の主婦というものです。ところが思いのほか、主婦たちは電力自由化に興味を示していません。

「家の中で電気・ガス・水道でどの節約に一番興味がありますか?」という質問に67%の主婦は「電気代の節約に興味ある」と答えたにもかかわらず、電力自由化には80%以上の主婦は「興味がない」という答えを返しています。

なぜ主婦は電力自由化に興味がないのでしょうか?主婦たちの興味はどこに向いているのでしょうか?まずは興味がないといわれる理由を見ていきましょう。

電力というのはちょっと難しそう

興味がない理由の1つは「電力の話はちょっと分からない」からです。

今までの電力会社から発電と送電が切り分けられ、電気卸売り市場が存在するようになり、その上新電力会社は卸売りで電気を買えるので、自社に発電施設がなくても電力を販売できる…なんてことは通常の主婦が聞いても左の耳から右の耳に抜けていってしまいます。聞いても理解できない難しい話には首を突っ込みたくないというわけです。「難しいから、夫に聞いても分からないなら今のままで。」という人が多いようです。

家で電気が使えればそれでいい

次にあげられるのは、「現状今電気が使えている」という状況です。主婦たちも、もし電力会社を変えなければもうすぐ電気が使えなくなるかもしれないとなると難しい電力の話にも耳を傾けるかもしれませんが、現状電気が使えるのです。

そしてこれからも電気が使えるようです。では電力自由化で新しい電力会社が電力販売を開始しようが、興味がありません。生活に支障はないのに、めんどくさいことはしたくないのです。

節約は大切、こんな節約に興味がある

電力自由化に興味を示さないからと言って、日本の主婦は節約意識がないわけではありません。

日本の主婦より節約意識の高い主婦も世界中そうそういないでしょう。日本の主婦は、身近な節約に興味あります。「最大アンペア数50A以下の利用で、毎月300kw電気使用料の場合、年間で○○円の電気代節約になる」という情報より、「100円のシャケの切り身が夕方4時から5時まで50円!」という節約のほうに興味があるのです。

目に見えて分かりやすいスーパーのクーポンや、毎月○日は5%OFF♪などの理解できる範囲の節約に高い興味を示しています。電気の節約という点では、「部屋の電気をこまめに消す」という目に見える努力によって節約に心がけています。

今後電力会社が主婦の心を掴むには

新電力が主婦の心を掴むには、主婦たちにとって分かりやすい説明が必要でしょう。主婦たちは今の生活を変化なく送ることができて、1円でも安くできると理解できるなら、家計の節約のために電力会社を乗り換えてくれるかもしれません。

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