エネリスト

電気に関するあらゆる情報をお届け

電力自由化に伴う大手通信キャリアの戦略は?ユーザーにメリットはあるのか

   

2016年4月からスタートする電力改革に伴う小売の全面自由化。

実に多様な業種が参入をアナウンスしているわけですが、やはり注目されているのは大手通信キャリア3社(docomo、KDDI、ソフトバンク)の戦略や動向ですよね。

日本人の大半はこれらのいずれかの通信キャリアと契約しているため、セットで利用するべきなのか、それとも通信キャリアと電気契約は別々で考えるべきなのか…を判断しなくてはなりません。

そこで今回は大手通信キャリアそれぞれの戦略や動向についてまとめてみました。

 

 

NTT docomo

出典:nttdocomo

大手通信キャリアのひとつであるdocomoを提供するNTTグループはすでに電力事業に参入しています。携帯電話キャリア「docomo」はもちろん、電話やインターネット通信網「フレッツ光」といった様々な通信サービスを手広く、かつ手堅く展開しているため、顧客基盤はかなり堅実。

docomoだけに限らず、様々なサービスと電力販売のセットサービスを提供することが予想されます。最近だとオリジナルポイントサービスの「dポイント」、クレジット決済サービスの「DCMX」といったサービスにも力を入れているため、これらと絡めたサービスが期待されています。

上記したサービスはそのまま電力事業に転用できるものなので、ユーザーにとってコストをより安く、そして利便性が洗練されることが予想されます。

 

KDDI(au)

出典:au.kddi

auでお馴染みのKDDIグループ。
2014年よりスタートした「auウォレット」という電子マネーサービスを提供していることから、これを絡めた電力事業サービスを展開することが予想されています。
全国のマスターカード加盟店で使えるカードなので利便性がとても高く、ユーザビリティは十分。

また同じくKDDIグループ傘下である「J:COM」はチャンネル放送と一緒にネット環境やひかり電話もセットで販売しています。このラインナップに電力供給サービスも組み込まれるのではないかという予想も。

 

ソフトバンク

出典:softbank

大手通信キャリアの中で最も早くエネルギー事業に参入したのはソフトバンク。2014年に「SBエナジー」という事業を立ち上げ、一般消費者からの電力買取・電力小売を開始。このサービスをメインに、ソフトバンクの携帯電話を利用する顧客基盤に向けたサービスを展開していくものだと予想されます。

また、Yahooウォレットなどの決済システムを流用することも予想され、便利さとお得さを両立する電気事業サービスが期待されます。
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 4
    follow us in feedly

  関連記事

電力自由化でメガソーラー 増える?減る?

メガソーラーの将来を考える 電力自由化の先進国はヨーロッパ諸国です。ヨーロッパ諸 …

電力自由化で今後の同時同量はどうなるの?

電力供給で重要なポイント・同時同量について紹介   電力の安定供給で欠 …

電力自由化で街路灯はどうなるの?

街路灯の負担者も自由化でお得に運営する時代になる! 2016年4月の電力自由化は …

電力自由化で原子力発電を脱することができるのか?

同じ発電量を太陽熱で得ようとすると・・・ 2016年4月の電力自由化が全面的に認 …

次々と新電力に参入する外資企業 日本にとってもプラス、マイナス?

電力販売に続々参入する外資系企業 日本政府はこのたび電力自由化での外資参入規制を …

卸売電力取引で行なわれるOTC取引とはどのようなもの?2つのメリットとデメリット

  「OTC取引」とは何? 「OTC取引」という言葉は普段耳慣れないか …

電力自由化の未来はどうなる? 予想もしないこんな変化を引き起こす

電力自由化が及ぼす3つの変化 電力を誰が売ってもよくなる電力自由化がいよいよ始ま …

2016年4月の全面的な電力自由化の認知度は10人中8人以上!

2016年4月の電力自由化は目前に迫ってきていますね。 電気供給元である新電力会 …

電力自由化スタート 現在人気のある事業者ランキング

いよいよ電力自由化が始まりました。数ヶ月がたった今、皆さんはどの電力会社を利用し …

電力自由化で懸念されるのは新電力会社の技術力

新電力会社に移行しても技術的に安定供給は可能? 電力自由化が2016年4月に行わ …