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バッチ来い! 電気自動車の電気代の質問に答えまくります!!

   

電気自動車に買い換えようかな。でも電気代っていくら掛かるのだろう?ガソリン車よりかなり高くなってしまうんじゃないかな?

夜に充電したほうがいいみたいだけど、お昼に充電したらどうなるのだろう?いろんな疑問がよぎることでしょう。今回は電気自動車の電気代の疑問にバッチリ答えてしまおうと思います。

質問1-電気自動車の1ヶ月の電気代は?
電気自動車の代表ともいえるリーフを例にとって見てみましょう。基本夜間電力を利用して、説明書にある8時間充電を利用した場合の計算です。この場合8時間の充電で費やされる電気代はいくらですか?東京電力など大手電力会社は、3月31日を持って深夜電力の新規契約を打ち切りとしました。以前から深夜電力契約をしている人は今も深夜12.5円/kwで利用できます。
今も深夜割安料金を利用でき、8時間充電の場合、電気料金は1日250円、1ヶ月で7500円です。しかし原子力発電が止まっている現在、お得な深夜電力が使えなくなったので、ほとんどの人にとって深夜電力でも20円前後/kwでしょう。この場合いくら掛かりますか?8時間充電で400円掛かる計算となり、一ヶ月では12000円という計算になります。ちなみにこの価格は毎日8時間フル充電したときの価格なので、2日に1度充電するのならなら6000円、3日に1度なら4000円で済むという計算になるでしょう。どうでしょう。これでガソリン代が0になると考えると思ったより安いと思いませんか?
質問2-どれくらい充電するの?
先ほども少し述べたように通常の充電なら8時間必要ですが、これは200V電源を確保できた場合です。100V電源しかない場合11時間以上充電が必要な場合もあります。つまり自宅に200V電源があったほうが電気自動車運用には都合が良いことになります。
仕事の中に電池切れとなってすぐに使わないといけないという場合もあるでしょう。その場合は公共スポットで急速充電が使えます。emptyからほぼFULLの近くまでの充電(80%充電)がわずか30分でできます。メーカーによっては15分で急速充電が終わってしまう場合もあります。それでもガソリンを入れるときのスピードと比べると多少時間が掛かってしまうのは否めません。
補足質問:自分の家でも200V電源が用意できるの?
200V電源は工場にしかないと考える人がいますが、200Vは一般の家庭にもあります。よっぽど小さなアパートの一室でない限り、どの家にも200V電源が用意できるのです。ほとんどの家はただ200Vのコンセントがないだけなのです。電気屋さんに頼めば、簡単に200Vの電源を用意してくれるでしょう。費用は電気屋によりますが200V専用回路工事費が1万円~3万円くらいです。一旦電気自動車用に200V電源を用意してしまえば、一晩でフル充電できるようになります。

質問3-自宅充電の場合と公共スポットでの充電金額差は?
現在公共充電スポットはのほとんどは充電設備を無料開放しています。つまり自宅充電の料金分、公共スポットより高くなることになります。ですが公共スポットで行なえるのは300V電源を使った急速充電のみです。
急速充電はバッテリーの寿命を考えるとあまりを利用しないほうがいいので、電気自動車で最も重要なバッテリーコストを考えると、基本は自宅で通常充電をしたほうが良いのかもしれません。公共スポットが現在無料開放しているのは、現在電気自動車の普及率がそれほど高くない上、電気代負担も多くないからなのでしょう。充電の時間に施設内のものを買ってくれることを考えると、無料開放するだけの価値があるようです。今後電気自動車の普及率が上がっていくと、スタンドの電力消費量も増えますので、有料の充電スポットも増えるでしょう。
質問4-ガソリン車の方が安いのでは?
ガソリン車と電気自動車の料金比較をして見ましょう。100kmという距離を移動するのにいくら掛かるかです。ガソリンは100円/1Lとし、リッター20km走るとします。100kmの距離を走るのに500円必要ということになるでしょう。電気自動車はいくらかかりますか?フル充電での走行可能距離は、ホンダフィットで225キロ、日産リーフで200キロです。つまり電気自動車で100km走るのにフル充電の半分の料金つまり200円で済むということになります。圧倒的に電気自動車のほうが安いのが分かるでしょう。
質問5-電気自動車はパワーが弱いのでは?
「電気自動車はパワーがないので、重いものを運べない、車輪が溝にはまったりしたら抜け出せない」と感じている人は多いようです。しかし凸凹した道を走る4WDに電気自動車はむしろ向いていると言われます。電気なので初動からフルパワーが出せるからです。
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