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電力自由化で売電価格が優遇されるかも?太陽光発電がより有利になる可能性が

   

2016年4月よりスタートする一般家庭向けの電力小売が自由化されるということで注目されています。しかし太陽光発電などである程度自分たちの電力を補い、余った電気を売電している人からすると「へぇ、そうなんだ」くらいにしか感じられないかもしれませんね。

しかし、今回の電力自由化に伴って売電がより有利に働く可能性がある…という見方もあります。

 

売電額に+αがつくかも!?

すでに売電している方ならご存知だと思いますが、太陽光発電などで生まれた余剰電気の売電は固定価格買取になっています。

例えば2015年の売電価格は最低で33円or35円。実際にこの値段で売電している方がほとんどでしょう。

しかし、あくまでも最低価格であり、同時に売電先に決まりはありません。現状は管轄の電力会社(東京電力や九州電力など)でしょうが、自由化によってこれに変化が出てきます。

例えばコスモ石油や出光グリーンパワー、ソフトバンクのSBパワー…といった事業者は固定価格+αで買取を始めています。

ほとんどは+1円ですが、これまでは33円で売電していたところを34円で売電できるようになるのだから見逃せませんよね!

 

まだまだ実験段階?

とはいえ、現状としては試験段階な雰囲気がありますし、地域や条件などで前後することも予想されます。

ですので、すぐに飛びつくのではなく、本当に有利になりそうな売電先をしっかりと見極めていく必要がありそうです。

今後の電力自由化に伴うニュースに注目ですね。

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