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電力自由化でのりかえしてみたい!費用・工事はどうなの?

   

乗り換えると電気料金が安くなる可能性は高い?

電気料金が安くなる仕組み

電力自由化で、選択肢が増え、今の電力会社から乗り換えすることも可能です。電力会社の乗り換えの最大のメリットとして、電気料金が安くなることが挙げられます。どこに乗り換えるかによって変わってきますが、1~5%の値下げは少なくても期待でき、中には10%近くもお得になるようなプランもあります。
なぜこれほどまでに料金が安くなるかですが、従来の電力会社の仕組みに関係しています。従来電力会社では、総括原価方式と言って、かかった費用を全部電気料金に反映する方式をとっていました。発電だけでなく、人件費なども込みで電気料金を決めていました。他にその地域で電力供給できる事業者がおらず、競争原理が働かなかったので高い値段になりがちでした。

しかしこれからは複数の電力会社が参入します。そうなると競争の原理が働き、少しでも多くの顧客を確保するためにコストカットをして低価格で電力提供する必要が生じます。よって電力自由化でのりかえをすれば、今まで以上にお得に電気を利用できる公算が大なわけです。

 

初期費用はかかるの?

電力会社を乗り換えるにあたって、何らかの初期費用を支払わないといけないと思っている人もいるでしょう。乗り換えにあたって、契約事務手数料を取られる可能性があります。
皆さん携帯電話の契約をするにあたって、契約事務手数料を支払ったことがあるでしょう。その電力会社バージョンと思ってもらえればわかりやすいです。電力会社によって違ってきますが、だいたい3000円前後が相場になり、手数料無料の電力会社も少なくありません。

電力会社乗り換えにあたって、工事が必要でその費用を負担しないといけないと思っている人も多いはずです。確かに工事は後で詳しく見ていきますが、必要です。しかしその工事費用ですが、消費者が負担をする必要はありません。ですから工事費用のことは気にせず、電力の乗り換えができるわけです。

 

電力会社乗り換えに伴う工事とは?

電力会社を乗り換える場合、スマートメーターへの切り替えが必要になります。皆さんの自宅に消費電力量をカウントしている電力メーターがあるはずです。このメーターですが従来はアナログ方式を採用しています。
スマートメーターは、通信機能が搭載されているメーターです。
いままで検診をするために定期的に電力会社のスタッフが、メーターのチェックをしなければなりませんでした。それが通信で情報を飛ばせるため、目視の必要がなくなります。

スマートメーターですが、先ほども紹介したように無料で交換工事をお願いできます。そして住人が工事に立ち会う必要もありません。基本的に配線をいじる工事ではないので、工事中停電することはないです。まれに電気を止めて作業しなければならないこともあります。しかしそれでも5分間くらいの停電で済むはずです。

 

賃貸でも工事できる?

電力乗り換えしたいけれども、自宅が賃貸だから大家さんに許可をもらわないといけないと思っている人もいるでしょう。しかしスマートメーターの設置工事は、大家さんや管理会社の許可なしでもお願いすることが可能です。そもそも電力メーターは大家さんのものではなく、電力会社のものなので許可をとる必要がないわけです。
大家さんに工事の連絡なしで、設置工事を実施することが多いです。ですから賃貸暮らしの人でも、気軽に電力会社の乗り換えはできます。

乗り換えのたびにスマートメーターは交換しないといけない?

電力自由化で、どんどん魅力的なサービスの出てくる可能性は十分あります。電力乗り換えしてしばらくしたら、自分の今のプランよりもさらにいいプランが出てきたといったことも十分あり得ます。
そのような場合、さらにのりかえしても構いません。ただも問題になるのは、電力会社を乗り換えるたびにスマートメーターも交換しなければならないのではないか、というものです。

結論から言ってしまうと、スマートメーターはいったん取り付けたら、それが寿命を迎えるまで交換の必要はないです。電力会社を乗り換えても、従来のスマートメーターを引き続き使用できます。

そもそも先ほども少し紹介しましたが、電力メーターは東京電力や関西電力のような地域の電力会社の持ち物です。
個別の電力会社の所有物ではありません。また新しい電力会社は電気の発電や供給の機能しか持たず、送配電の能力はないですから、電力会社を変えてもメーターを変える必要はないわけです。

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