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電力自由化でメガソーラー 増える?減る?

   

メガソーラーの将来を考える

電力自由化の先進国はヨーロッパ諸国です。ヨーロッパ諸国で急激に増え続けいている発電方法、それがメガソーラーを使った太陽光発電です。
こうしたヨーロッパの兆候を踏まえてメガソーラーがいよいよ日本でも増えていくという予測をしている人が多いようですがはたして増えるのでしょうか?はたまた減るのでしょうか?

 

メガソーラーとは?

メガソーラーとは延々と太陽光発電パネルが並べられたものです。一般家庭は屋根に何枚かの太陽光発電パネルを設置する程度ですが、メガソーラーの場合は大出力の電力を得ることを目的としたものなので、広大な土地が必要です。
定義はありませんが、一般的に出力1000kw以上の発電設備があるものをメガソーラーと呼ぶようです。
メガソーラーは原子力や火力発電などと比べて出力は少ないのですが、放射性廃棄物やCO2排出の一切ないクリーンなエネルギーであるというのが大きなメリットです。

 

メガソーラー設置をめぐる日本の動向

福島原発の事故以降、いよいよ自然エネルギーへの転換が強調されるようになっています。
こうした風潮は現在メガソーラーの更なる増設への期待に拍車をかけているようです。
しかし以前からクリーンエネルギーであるメガソーラーへの変換への努力はなされていました。

2003年には太陽光発電設置に伴う助成金や補助金制度があり、太陽光発電設置は少し延びましたが、補助金が停止すると、設置は行なわれなくなりました。
それでも低炭素社会を目指す機運ばかりが高まるので、2008年にはメガソーラーなどのクリーンエネルギー導入支援政策を実行しました。

しばらくはメガソーラー設置が増えましたが、その政策も終わると再び設置への動きは止まったのです。
なぜメガソーラーの増加は急速に増えないのでしょうか?それには経済的な理由と日本特有の土地事情があるようです。

 

日本特有の事情

メガソーラー開発において日本は世界ナンバー2です。
ナンバー2ということはナンバー1がいるということです。それは中国で、以前トップだった日本を抜き去り今ではシェアトップです。

なぜ中国製が台頭したのかというと太陽光発電は開発技術の面で既に行くところまで行っており、中国製も日本製も能力の面でさほど違いがなくなった上、中国製は価格が安いからです。

電力自由化となると重要なのはコストです。設置費用が安くないと安く電気は供給できません。信頼の日本製メガソーラーを設置したのでは採算あわず、中国製を設置したのではメンテナンスを怠ると出力が低下するので安心して設置できずで、結局電力自由化後もメガソーラーは伸び悩むのです。

もう1つは日本の土地事情です。日本はほとんどが山岳自体、平地には住宅がひしめき合っているという特有の土地事情があります。そこで広大な設置面積が必要なメガソーラーを据えるには森林を伐採する必要が出てきます。

実際そうするには余分な費用がかかりますし、自然保護のためのメガソーラー設置で、自然を伐採するのでは本末転倒です。
ヨーロッパ諸国では広大な平地に設置するだけなので余分な費用も掛からず、自然にも優しいのですが、この日本独特の土地事情ゆえにメガソーラーは増えにくいでしょう。

 

長期的には必要な自然エネルギー

電力自由化に伴う経済的な理由、日本の土地事情を考えるとメガソーラーの設置は今後急激に増えそうではありません。しかし環境先進国である日本は、地球が環境汚染で滅びる前にクリーンなエネルギーの実現を果たし、ドイツと共に世界各国の模範となることが必要になってくるでしょう。

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