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電力自由化で街路灯はどうなるの?

   

街路灯の負担者も自由化でお得に運営する時代になる!

2016年4月の電力自由化はもう目の前にまで迫ってきましたね。
いよいよ、具体的に新電力会社(PPS)のプランを見始めている人も出てきていることでしょう。

ライフスタイル重視でもサービス重視でも料金重視でも、消費者の好みで選択できるようになりますし、競争相手が増えることで電気代も安くなりますから、これまで節約するといっても極力使わないようにすることしかできなかった光熱費節約ができるようになり、誰にとっても見逃せないことかと思います。

さて、これまでの大手電力会社以外にPPSが増加することで電力を節約できるのは一般家庭だけではありません。

すでに部分的自由化で企業などはその恩恵を受けていますし、今後市町村などの自治体も自由にPPSを選んで節約をしていくことになるでしょう。

自治体も運営するのに費用はかかります。庁舎などでは電気やパソコンを使いますし、しかも、何百人と職員がいる場合はその費用は安くありません。

また、街灯と呼ばれる街路灯の電気代もそもそも無料ではありませんから、それなりに費用がかかっています。

街路灯は市道などにある街路灯はその自治体が、国道のものは国が負担しています。さらに、町内会など自治会が所有している街路灯というのも実はあります。これらは町内会などが負担しているのです。

行政から補助が出るケースもあるのですが、負担はこのようになっていて、ほかには商店街の街路灯は商店街がその費用を払っているのです。

実は街路灯というのは防犯にも役立つものです。
日本が安全なのは街路灯の色が蛍光灯などで白いからだとされ、維持費が安い赤っぽい色だと犯罪が増加するとも言われています。
外国では赤い街路灯が多く、そういった国は犯罪も多発しているようです。

ですので、街路灯はなくすわけにはいかないもので、今後も誰かが負担をしていかなければなりません。そんなときにはPPS増加を機会に節約も検討するべきなのです。

 

街路灯を安く維持するのはPPS検討だけではない!

もしあなたが自治会を運営しているとしたら、町内の街路灯の電気代に関してPPSを検討することは管理者として当然のことかと思います。
実際PPSや大手の電気会社は公衆のために設置された街路灯向け料金プランも用意しています。街路灯は一般家庭よりも電力量がありますから、特別な料金設定があるのです。

また、PPS以外でも節約をすることができることを知っておきましょう。例えば維持費がそのひとつです。街路灯は主に水銀灯か蛍光灯を使用しています。これらは電気代だけでなく、維持費もそれなりにかかります。
故障があったり、外に設置されているわけですから虫が入ってきたり、雨などで水に濡れることもありますね。埃や直射日光による経年劣化もあるでしょう。
なにかと街路灯は負担があるのです。

近年ではこれらの対策としてLEDを利用することが多くなっています。LEDは蛍光灯などのように電球切れのようなことなど故障が非常に少ないです。
また、電力使用量も少なくすることができます。

難点としては明るさを確保するのが水銀灯や蛍光灯よりも困難だというのがあるのですが、それも現在の技術では十分に解決できるものになっています。

また、LED照明に変えていくのに国が支援事業も行っています。
ですので、自治会などで電気料金節約を考えている場合はPPSだけでなく、維持費の方にも目を向けてみましょう。

その点は一般家庭とは考え方が違うので注意です。

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