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電力自由化で脱・原発が叫ばれている!

   

全面自由化が日本の将来の明暗を分ける!?

2016年4月。これまで部分的に認められてきた電力自由化が全面的に解禁となり、たくさんの新電力会社(PPS)が誕生し、すべての企業や一般家庭で電力供給元を選べるようになります。
携帯電話のキャリアを自由に選べるように、電力会社も既存の大手のままでもいいですし、新しいPPSに乗り換えてもいいのです。

この自由化の魅力は、多くのPPSが誕生して競争が激化することで電気代が安くなると期待できる点です。
これまで電気代を節約するというとあまり使わないようにしたり、省エネの家電などに買い替えるなど、どちらかというと消極的な対応しかなかったのですが、電力会社そのものを乗り換えてしまうことで、基本料金から見直すことができるようになったのです。

さらに、期待できるのは発電方法での選択です。今回の自由化で何社か見られるのは、環境破壊などに配慮した自然エネルギーを利用した発電です。

例えば風力や太陽熱などがありますが、信条によってもPPSを選ぶことができるようになったのもひとつの特徴です。

これがなにを意味しているかというと、脱・原発をも可能にするのです。
これまで大手電力会社10社が各地域を独占してきたわけですが、その際には安定供給のために原子力発電所、つまり原発を採用してきていた地域もあるわけです。

爆発的な高エネルギーで、ものすごく大きな電力を発電できたのでこれまでは重宝されましたが、ご存知のようにその神話は2011年3月11日に崩れ落ちてしまいました。

この電力自由化で脱・原発を国民が一丸となってできるということで、大きな期待も集まっているのです。
PPSで原発を持つほどの大規模な企業はないですから、PPS選択はすなわち脱・原発といっても過言ではないのです。

自由化の脱・原発でなにが解決されるのか

原発反対派は放射能汚染など、長期的広範囲に渡る絶望的な環境破壊を懸念してのことです。しかし、反対派のほかに賛成派もいますし、どちらとも言えないという人もいます。
自由化によって脱・原発となればたくさんの人がほっと胸を撫で下ろすかもしれませんが、実際、どんな問題が解決されるのでしょうか。

賛成派やどちらとも言えない派はどうして反対に回らないのかと言えば、まず懸念していたのが、原発停止による電力供給不足です。

膨大なエネルギーで発電し、そのおかげで日本が発展していたのも事実です。
たくさんの人が電力化された道具を使って仕事をしています。

しかし、電気がなければそれらはただのゴミになり、仕事もできなくなります。
仕事がなければ稼げないですし、そうなれば飢え死にするしかありません。
反対派の中にはその点を考えていない人もいるようで、賛成派は納得いかなかったわけです。

しかし、今回の電力自由化でたくさんのPPSが誕生します。発電量は大手の電力会社にはおよばないかもしれませんが、原発が停止した分を少しでも補う程度なら期待できます。

つまり、震災以前のような停電の少ない状態が少なくとも可能になるというわけです。
大手電力会社も契約者が分散されれば減るわけですから、原子力に頼らずともよくなるでしょう。

それから、原発のエネルギーの元になる核燃料の処理にも大きな課題があったわけですが、引き続き今の燃料を廃棄する問題はあるとしても、新たにその燃料が必要になることはありませんから、ひとまず大きな問題がクリアできることになります。

原発がなくなれば放射能の不安からも解放されます。ですので、今回の自由化は原発反対派にとっても大きな理由提示にもなり、日本が大きく変わる転換期にもなるのです。

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