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電力自由化で電気代節約!ヒートポンプとエコキュートでさらなる効果も

   

電力自由化で電気が選べる

このたび電力自由化と言って、一般家庭でも契約する電力会社を自由に選択できるようになりました。

いままでは東京なら東京電力、大阪なら関西電力といった感じで住んでいる地域で自動的に電力会社が決まりました。
しかしこれからはいろいろとある選択肢の中から電力会社を任意で決められます。

新電力と言って、新規で参入してくる会社も出てきています。
自分たちにとって、どこと契約するのが最も有利なのかを考えましょう。

電力会社の選び方ですが、やはり電気料金の安くなるところを選びたいところです。
電気料金が少しでも安くなるプランを提供している電力会社を比較して見つけましょう。

その他にも自分たちの努力次第で、電力料金を節約することも可能です。
その中でも注目されているシステムに、ヒートポンプとエコキュートがあります。

 

ヒートポンプとは

季節に関係なく、空気中には熱が含まれています。

ヒートポンプとは、この空気中の熱を集めてガスに乗せて循環させる技術をさします。

たとえば熱を集めることで室温を上昇させる、逆に熱を逃がすことで室温を下げることもできます。
このヒートポンプシステムですが、すでに私たちの身の回りにあります。
ざっと見ただけでも、エアコンや冷蔵庫、床暖房などにヒートポンプの搭載されている家電が発売されています。

ヒートポンプの特徴は、もともと空気にある熱を利用している点です。
従来の家電の場合、温めるとか冷やすのにも電気を使っていました。
空気の熱を使う分、省エネ効果が期待できるわけです。

たとえばドラム型の洗濯機で比較してみましょう。ヒートポンプ式で乾燥させる機種も登場していますが、従来のヒーターを使って乾燥させるタイプと比較するとヒートポンプ式の方がヒーター型と比較して1/3程度の電気代に節約できるといわれています。

 

エコキュートとは

電力自由化に伴い、電気料金の節約効果がさらに期待できるシステムとして、エコキュートがあります。エコキュートとは、自然冷媒ヒートポンプ給湯器とも言われています。

先ほど紹介した、ヒートポンプのシステムを使った給湯システムです。

大気中に含まれる熱をシステムの中に取り込んで、このエネルギーを使ってお湯を沸かす方式になります。

自然冷媒でまず熱を取り込みます。そしてその熱エネルギーを圧縮させて水に伝えることで、お湯に変えていくわけです。

従来の給湯システムの場合、燃料を燃やしてお湯を沸かすとか、電力を使ってお湯を発生させる方式を採用していました。
それがもともと空気中にある熱を使ってお湯を沸かすので、消費電力を圧倒的に少なくできます。
節電効果が大きくなり、その分電気料金も安くなるというわけです。

エコキュートを利用することでどの程度の電気料金の節約効果が見込めるかですが、まず従来の給湯システムと比較すると1/3程度の消費電力量に抑制できます。
単純に考えると、電気料金も1/3になります。

そして注意したいのは、電気料金は時間帯によって単価が変わってくるところです。

現行の電気料金の中でも、例えば中部電力の場合夜11時から翌朝7時までであればそれ以外の時間帯の約半分の電気料金となります。

この半額になる時間帯にエコキュートを稼働させれば、最大電気料金を1/6にすることも可能です。

さらに電力自由化の中で、現行の電力会社よりも安い価格で電気を供給するところも出てくるかもしれません。

そうなるとヒートポンプやエコキュートをうまく活用すれば、今よりもさらに安い電気料金に持っていくことも可能です。

ただしエコキュートを利用する場合には、注意すべきポイントもあります。
エコキュートは大気の熱を使ってお湯を沸かすシステムをとっているため、お湯を大量に短時間で供給できない性質があります。

たとえば大量にお湯を消費して、お湯切れになってしまった場合、次のお湯が沸くまで多少の時間が必要です。
このような点も頭に入れて、エコキュートを導入するかどうか決めるべきです。

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