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だから原発は再稼動する 3つの理由

   

福島原子力発電所事故。あれほど大きな事故を起こし、いまだに収束できていない状況を考えると「もう原子力発電所は使わないほうがいい」と多くの方は考えます。

日本だけでなく、ドイツを初め多くの国で福島原発の事故をもとに原子力発電所が稼動停止となりました。しかし事故から数年たってにわかに原子力発電所再稼動へと動き始めているようです

新聞を見ても、電力会社も国もどうにか再稼動させたいというのを感じるのではないでしょうか?結論として今後原発が再稼動する可能性はとても大きいようです。なぜ再稼動するのか?国民はあまり考えない3つの理由があるようです。

経済的な理由のため

原子力発電所は建設費ほどかかるものの、低コストで安定した電力を供給できます。現在一般家庭で1kwという電力は22~24円で購入できます。では電気はいくらで作られているのでしょうか?火力発電所で発電した場合は1kwあたり10円のコストがかかります。クリーンエネルギーで話題の太陽光発電は1kwにつき30円もかかってしまいます。

しかし原子力発電は1kwにつき5円で発電できてしまいます。膨大な建設費も何十年か原子力発電所に働いてもらえば十分もとを取り返せるというわけです。ではせっかく多大の投資をして建設した原子力発電が世論で停止してしまったとしたら電力会社としてはどう考えるでしょうか。

ほとぼりが冷めればどうにか再稼動させてマイナス分を取り返したいというのが心情でしょう。現実電力会社は赤字が続いており、会社としてこの経営状態を脱却するには原発再稼動しかないという風潮があります。その赤字分を補うほどとの電気代値上げに国民が応じるとも考えられません。

エネルギー確保のため

日本国民があまり考えない点、それは日本は資源の少ない島国であるという点です。日本以外の新進国はすべて自国である程度エネルギー資源を確保できます。ですが日本は土地が狭いので資源に乏しく、石油、天然ガスなどの発電の資源のほとんどを外国からの輸入に頼っています。

もちろんこれからも外国から購入できればいいのですが、取引先が急に売らないとなったらどうなりますか?日本国の電力がピンチとなります。レアアースを中国が売らないと言い出した時に日本の自動車業界は慌てた経緯もあります。もし石油やガスが手に入らなくなったら、日本の水力発電や太陽光発電で電力をまかなうことはできません。しかし原子力発電があれば対応できるようです。

もちろん原子力のウランも他の国から購入なのですが、買える国が石油やガスと比べて圧倒的に多く、どこからも購入できないというリスクは少ないようです。さらにウランは使用後もプルトニウムとして再利用できます。つまり有事のときも原発が稼動できるなら日本国の電力は確保できる、しかし原発がないと有事のときは電力不足になるというわけです。

教育の影響

なぜ原発は再稼動するのか。これは電力業界の人が電気の知識を得る教育課程にも問題があるようです。電気の基礎課程では必ず原子力の仕組みを学び、原子力発電所を見学し、どうやって原子力で発電され制御されているのか力を入れて学びます。

他の発電所には行くことは通常ありません。つまり電力業界の人は原子力を好きになるように教育されているのです。電力業界の人は「一般の方は原子力のすばらしさを知らず、やみくもに反対している」と考えています。そのような人は当然原発を再稼動させたいでしょう。

環境のため?!

福島原発事故があれほど環境を破壊しておいて興味深い意見ですが、原発を再稼動するのは環境のためとも言えるようです。原子力が作動できなければ火力発電をフル活動させることとなりますが、当然CO2は撒き散らされます

皮肉なことに原発停止によって日本の火力発電フル回転、ドイツの石炭火力発電はフル回転、地球温暖化は勢いを増して進んでいくこととなりました。結局地球全体の異常気象は加速しています。

火力発電は確実に人類を滅びに追い込みますが、原発が仮に一箇所が爆発しても地球全体が滅びることではないという極論もあるようです。

太陽光発電は救世主か

太陽光発電は上記のような複雑な事情の中での救世主として注目を浴びています。実際九州電力では2015年の夏、管内電力の40%が太陽光発電でまかなえた時がありました。この状態がずっと続くのであればまさに救世主といえるでしょう。

しかし太陽光発電は絶対的な救世主とはなれないようです。なぜなら晴れの日もあれば雨の日もあるので安定した電力は供給できないからです。結局24時間安定した電力を供給できる原子力発電が必要となるのかもしれません。

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