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超高齢化社会になる2025年問題で変化するサービスは電力自由化にも影響する

   

まず、2025年問題をご存知でしょうか。

日本が超高齢化社会となり、国民の3人に1人が65歳以上になり、人類が未経験の超高齢化社会になるというものです。

2016年4月に電力市場が自由化となって電気料金が安くなると期待されていますが、これにも影響がおよぶ可能性があります。

少子化・高齢化社会と言われて久しいですが、2025年までに日本の人口は700万人も減ると推測されています。
そして、15歳から64歳の人口が7000万人となり、逆に65歳以上の人口は3500万人を超える可能性があるのです。

すると、日本人の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上の超高齢社会となり、仕事のあり方やサービスが変わってくることになります。

もう2016年ですから9年後のことですし、東京オリンピックが終わってたった5年後にこの事態に陥るとされています。

首都圏や大都市は今とは大きく変わらないとは言われていますが、地方は厳しい環境になります。

超高齢化社会の問題は日本人の働き方が大きく変わることと、様々な業種においてこれまであった技術が失われる上、日本人の若者が就きたくない仕事から徐々に外国人労働者にすべてがとって変わられることです。

安いものを求め過ぎる傾向にある日本人は労働力も安いものを求め、自分の職を失いながら、外国人に仕事を奪われてしまいます。

 

外国人労働者も日本から離れていく?

 
さらに厳しい見方もあります。それは、そんな外国人労働者も日本から離れていくというものです。

すでにコンビニや飲食店などで外国人労働者が目立つようになっている日本ですが、例えば中国の農村などからすればコンビニのバイトレベルでも自国での収入の何倍も稼げるという夢が、今はまだあります。

しかし、徐々に中国の景気のよさから、わざわざ日本まで行かなくても上海などの大都会に行けばいい仕事にありつける状態にもなっています。

外国人が日本で働くことにメリットがなくなっているのです。

政府も外国人労働者を受け入れることを認めないことには2015年問題で日本経済は立ちゆかなくなり、危険な状況になりかねません。
そうなれば、外国人が多く集まる住宅街や地域が誕生するのも必然です。
そうなると心配なのは治安です。

このように、2025年問題は超高齢化社会を発端に、現在の労働環境や社会の仕組みなどが根底から変化しなければならず、それが日本社会の改善に繋がるならまだしも、明るい分析は見られないのです。

 

2025年問題で電力自由化を後悔することになる?

 
2016年4月に始まった電力自由化に2025年問題が影響する可能性もあります。
簡単に言えば、高騰の原因になるのではないかということです。

超高齢化社会で外国人労働者が増えると電気料金の未払いが増えたり、設備を不正に使用して違法に電気を使ったりなどがあるかもしれません。

悪く言いたくはありませんが、やはり外国人には日本人には理解できない部分があり、協調性がないだとか、物を盗んでもなんとも思わない人もいるわけです。

そんなことがたくさん重なれば、電気会社も供給すればするだけ損になるわけです。
そうなれば倒産もありますし、廃業したりもあるでしょう。

電気会社が減れば、それだけ1社の負担も大きくなって供給量に影響も出る可能性もありますね。そうなれば停電も起こりやすくなります。

また、供給元が少なかったり負担が増えていれば値上げも行われるでしょう。

あくまでもこれは極端な見解ですが、電力自由化をしたことで電気料金がより容易に値上げされる可能性を持っているということです。
2025問題にはそんな影響も考えられるのです。残り9年間でなにか対策を行い、なにも起こらないことを願うばかりですね。

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