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一般家庭の温水器では主流・でもガス給湯器には罠がある

   

バリエーション豊富なガス給湯器だけれども…

一般家庭の温水器として利用されることも多いガス給湯器は、バリエーションの豊富さが魅力の一つです。
床置き型や壁掛け型など屋内でも屋外でもどこでも設置できるようになっています。

またガス給湯器の場合構造がシンプルで操作性に優れているのも一般家庭で導入されることの多い理由です。ボタンを押して蛇口をひねれば、簡単にお湯が出てきます。
しかしガス給湯器にはデメリットもあることを頭に入れておきましょう。

ガス給湯器を使うと待機電力が発生?

ガス給湯器といわれると、ガス料金を意識する人が多いかもしれません。
しかしガス料金の他にも、電気料金も考える必要があります。
ガス給湯器をつけると電力を消費しています。しかもお湯を出していない、ただオンにしている待機状態でも電力を消費してしまうのです。

このような家電を使っていない時に消費される電力のことを待機電力といいます。

家電によってどの程度待機電力を消費するかは違ってきます。しかし一般家庭の待機電力の内訳を見てみると、給湯機器は全体の27%を占めると言われています。つまり待機電力全体の1/4以上を占めているのです。

待機電力ですが、皆さんが負担している電気料金の5%くらいあると言われています。
年間5%となると18日分くらいですからその1/4以上となると、1年のうちまるまる4日分以上の電気をガス給湯器の待機電力のために消費していると言えるわけです。
もし24時間ガス給湯器を電源がオンの状態のままにしていると、かなりの電力の無駄遣いをしている可能性が高いわけです。

では具体的な金額を見てみましょう。省エネルギーセンターというところが、ガス給湯器の待機電力の料金の試算を出しています。その中で一般的な機種であれば、6.55W待機電力を使うといいますから、年かのよそ1550円くらいを待機電力のために負担しています。

最新鋭のガス給湯器の場合、このような無駄な電力消費にも対応しています。待機電力も最新型になると、3.89Wくらいです。
この場合の電気料金ですが、年間920円くらいになります。
給湯器を実質使っていないのに年間で1000円前後を負担しているのは、けっこうもったいない話だと思いませんか?

点火や温度調整でも電気を使っている

待機電力だけでもそれなりに消費するガス給湯器ですが、実際に使っているときも電力を必要とします。
たとえばガスを燃やすにあたって空気をバーナーに送り込む必要がありますが、このファンモーターを回すために電力が必要です。

またシャワーや蛇口の温度ですが、手元で調整できるようになっているはずです。
この温度調整をしているのがガス量の制御弁です。
また水量も自由に調節できますが、水量制御弁の力で初めて成り立っています。
これらの便を動かすのにも、電力が必要です。点火をする時には電力も使われているのです。

また時間差でお風呂に入るとき、ぬるくなってしまったので追い焚きをする人もいるでしょう。

この追い焚きをするにあたって、電気でお湯を動かす必要があります。また寒冷地の場合、冬場になるとそのまま水道管を放置しておくと凍結する可能性があります。そこで凍結防止のため、水道管をヒーターで温めるのですが、こちらでも電気を使っています。

ガス給湯器を導入するときには電気料金も意識して

ガス給湯器といわれるとガス代がどうとどうしても思ってしまいがちです。しかし上でみたように、電気料金もそれなりに負担します
。ですからどのくらいの消費電力になるのかも意識して、ガス給湯器の機種を比較する視点を持つことも求められます。

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