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1番低いアンペア契約で生活することはできる?節約しつつ現実的なアンペア数とは?

   

電気代は「契約アンペア数」に応じて基本料金が決定されています。
そしてアンペア数が低いほど基本料金が低いのはいずれの電力会社も同じこと。

となれば、シンプルに「契約アンペア数を減らせば電気代の節約に繋がるのでは!」と考えるのも自然なことだと思います。

そこで今回は、契約アンペア数に関する様々な知識、そして現実的なアンペア数の考え方を紹介していきます。

まずはアンペア数を把握しよう

特に賃貸に住んでいる人に多いのですが、今どのアンペア数で契約しているのかを把握していないケースは決して珍しくありません。

おそらく特に何もしていないなら「30~40アンペア」に設定されているのではないでしょうか。1人暮らし向けの賃貸なら20アンペアに設定されていることもあるようです。

確認方法ですが、ブレーカーのスイッチの色で分かります。
電力会社によって色は異なりますが、例えば東京電力なら…
 

緑:30アンペア
グレー:40アンペア
茶色:50アンペア
紫:60アンペア

 

となります。

基本的にブレーカーに記載されているので、そちらをチェックするのが手っ取り早いですね。

また契約書や料金明細に契約コースが記載されているはずなので、これらも併せて確認するとより確実です。
賃貸に住んでいる方は部屋の契約書や間取り書などにアンペア数が記載されていることもあります。

生活で必要なアンペア数を把握しよう

契約アンペア数を把握できたら、次は生活に必要なアンペア数をチェックしてみましょう。どの家庭にもある家電の大まかなアンペア数は以下の通り。
 

エアコン:15~20アンペア
IHクッキングヒーター:20~40アンペア
電子レンジ:15アンペア
掃除機:10アンペア
ドライヤー:10アンペア
炊飯器:10アンペア
洗濯機:5アンペア
テレビ:2~5アンペア
冷蔵庫:2~3アンペア

 

こうやって見てみると、常時電源を入れっぱなしにしがちなテレビや冷蔵庫は思っている以上に必要アンペア数が低いのが見て取れます。
季節ごとに稼働するエアコンはかなりムラがありますが、立ち上げ時に15~20アンペアほど必要で、常時稼働させているときは5~6アンペアほど。

生活する人数にもよりますが、エアコン、テレビ、冷蔵庫をつけっぱなしにしていても、10~20アンペアほどで事足りる計算になります。

注意したいのが電子レンジやIHクッキングヒーター、炊飯器などの料理家電です。
これらは使うタイミングが限定的ですが、契約アンペア数が低いと「炊飯器でご飯を炊きながらIHクッキングヒーターで料理が出来ない」といった状況も。

そもそも契約アンペア数を減らしたいなら、IHクッキングヒーターはあまり適していないことが分かります。

アンペア数の変更方法

現在契約している電力会社に問い合わせれば変更できます。

特に面倒な手続きなどはありませんが、ブレーカーなどの取替え工事が必要になります。こちらは電力会社側が負担してくれることがほとんど。料金は発生しません。

ただし、屋内配線の都合などからアンペア変更が出来ないケースも。賃貸にお住まいなら、念のため大家さんか管理会社に連絡することをおすすめします。

アンペア数変更時の注意点

低いアンペア数に合わせた生活を送るのは大変なものです。
春や秋を基準に考えるのではなく「夏や冬など電気代がかさみやすい時期」を基準に考えるのが正解です。

というのが、一度アンペア数を変更すると一定期間は再変更できないのが普通だから。
電力会社によってまちまちですが、多くは1年以内の再変更は認めていません。

また基本料金が安くなるから、と極端に低いアンペア数で契約するのも考えもの。
電子レンジを回すために、テレビやエアコン、冷蔵庫の電源を切る…という生活をずっと続けるのは面倒です。

まとめ
ということで今回は契約アンペア数を減らして節約につなげよう!という内容でお届けしました。ポイントをまとめると以下の通り。
 

・契約アンペア数が低いほど基本料金が安い
・まずは現在の契約を把握する
・日常生活を送る上でどれくらいのアンペア数が必要なのかを計算する
・契約変更は電力会社に連絡すればすぐに対応してもらえる
・1年以内の再変更は認められないケースがほとんど
・極端に低いアンペア数だと生活に悪影響が出かねない

 

現実的な契約アンペア数は「20~30アンペア」くらいが無難でしょうか。一人暮らしでも20アンペアは必要になってくると思います。

4人家族で部屋数も多くて…という家庭なら30アンペアでは足りない可能性も出てきます。まずは現状を把握すること。そこから生活に不都合の出ない、ベストなアンペア数を見つけていきましょう。

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