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冬!到来前に知っておきたい。暖房つけっぱなしの結果!

   

本格的な冬が来る前に、エアコンの暖房の節約方法を心得ておきたいものですね。

例えば、設定温度を1度下げるだけで、電気代は10%安くなります。また、ライフスタイルに合わせて、時間帯割引が設定されている電気代プランを選ぶこともできます。またここ最近話題になっているのが、エアコンはつけっぱなしにする方が電気代が安くなるというものです。冷房の場合は確かにつけっぱなしのほうが安くなることはよく知られていますが、暖房でも本当に安くなるのでしょうか。なぜつけっぱなしのほうが電気代が安くなるのでしょうか。

短時間ならつけっぱなしのほうがお得なのはなぜ?

30分ほどの外出なら、エアコンは切らない方が断然お得です。なぜならエアコンは起動するときが一番電力を消費するからです。

例えば、近くのスーパーに買い物に出かけるとしましょう。節電になると思ってエアコンを消してしまうと、温度が急に下がり、また帰宅後起動させると多くの電力がかかるのです。具体的に考えてみましょう。10畳用(普通運転で約600W)のエアコンで暖房を使用している家庭の場合、つけっぱなしと、こまめに切った場合はどれくらいの差が出るのでしょうか。

8時間つけっぱなしにする場合

電気代は消費電力[kw] × 単価[円/kwh]という公式に数字を当てはめて計算します。
地域によっても一時間、1 kwの単価が多少違いますが、今回は東京電力の単価を使って計算してみましょう。

単価[円/kwh]が19.43円の場合、0.6[kw]×19.43[円/kwh]=11.7[円/h]となり、11.7[円/h]×8[h]は8時間で93.3[円]

ということになります。ずっとつけっぱなしでも意外と安いのです。

8時間のうち2回、1時間暖房を切って外出する場合(実動6時間)

2回も切ってまたつけるということは、一度冷えた空気をまた温めるために多くの電力が必要になります。
起動時にフルパワー運転にすると、普通は600wのところ4.8 kwの電力を使うことになります。
起動時の30分間だけフルパワー運にする電気代はどうなるのでしょうか。

4.8[kw]×19.43[円/kwh]=93.26[円/h]

となり、30分だけでも46.6円もかかってしまいます。2回切ってまたつけるのですから46.6円×2=93.2円。
残りの5時間を通常運転で計算すると、11.7[円/h]×5[h]=58.5円になり、さきほどの2回のフルパワー運転93.2円を合わせて、151.7円となります。
働は6時間なのに1.5倍も電気代がかかってしまうのです。

電気代節約のために考えるべき幾つかの要素

先ほどの例からわかるように、できるだけフルパワー運転の回数を減らす方が電気代を節約できることがわかります。しかし、考えなければならない幾つかの要素があります。一つは、エアコンの省エネ性能がそれぞれ違うということです。

もし、一昔前に買ったエアコンを使っている場合、省エネ性能が悪くつけっぱなしにする方が高くなることも考えられます。それで、実際に自宅のエアコンの省エネ機能を調べてみるとよいでしょう。設定温度、オンオフ回数、使用時間などを記録し、どのように使用すると節約になるか検証するのです。

次に、外気の気温、部屋の気密性などの使用環境を考える必要があります。特に寒い日はより多くの電力がかかります。また、部屋の気密性が悪いとフルパワー運転時間が長くなり、結果として多くの電力が必要になります。ドアの隙間から温められた空気が逃げていかないように工夫できるかもしれません。

エアコンを切って出かけた方がよい場合

つけっぱなしのほうが電気代が安く済むというのは基本的に家にいることが多く、出かけてもほとんど1時間ほどで帰ってくる場合に当てはまります。ですから半日以上家を空けるという場合は、エアコンを切って出かける方がよいでしょう。また、今お使いのエアコンの省エネ性能を把握して、どのような使い方が節約につながるのか検証してみましょう。さらに工夫できる点として、エアコンの温度設定を低く設定しておくことです。その代わりに電気ごたつやヒーターなど近くを温めることのできるものを使うなら、暖かく過ごすことができるでしょう。

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